ルーレットで一夜にして127億円を失ったハリーワタナベ

ハリー渡辺はルーレットにまつわる有名な日系人です。彼は1932年にギフトショップを設立すると、急速に成長させ、オリエンタル・トレーディング・カンパニーとして市場を占める最大の企業に成長させました。1977年に彼の息子が最高経営責任者に就任して2000年に全株式を投資会社に売却し、彼の息子は巨額の資産を手に入れたものの、飲酒と賭博にのめり込んだ上に、とあるカジノに大きな損害を与えてしまいました。公私ともに荒れた生活を送っていた彼の趣味はルーレットでした。毎年多額のお金をギャンブルにつぎ込む中毒者だったそうです。そしてついに、ハリー渡辺は2007年にラスベガス行き、ルーレットに夢中になり、24時間以上プレイし続けたそうです。もともと多額のお金を賭けることで有名でしたが、とうとうその1日だけで127億円もの大金をルーレットで失ってしまいました。これは運営していたカジノ関係者に大きな衝撃を与えました。渡辺さんは毎年200億円を使うギャンブラーで、カジノとしても上客だったことから、カジノ側は渡辺さんに特別の待遇を用意しました。月額12500ドルのプレイ、航空運賃、50万ドルのクレジットカード利用などの話ががカジノ側からあったのですが、残念ながら渡辺さんとカジノの仲はその後から悪くなってしまい、カジノの損失を巡って訴訟になっています。彼の主張は、ルーレットを24時間プレイさせ続けたカジノ側の落ち度であるというもので、確かにカジノ側はできるだけ長く彼がルーレットでプレイするように様々な配慮をしたらしく、裁判は長引くことになりました。結局判決の2週間前に双方が話し合いをすることで和解で裁判を終えました。ハリー渡辺はギャンブル中毒者の更生プログラムを受け、家族の支えを受けながら更生に向けて努力することになりました。彼のルーレットで失った金額は、ラスベガスのカジノの歴史の中で1人が失う最大の金額として未だに米国の記録に残っています。